ムニャ Muña

学名: Minthostachys mollis
: Limaceae
原産: アンデス

ムニャは2700m以上のアンデスの高地で育ちます。高さ1.2m程の灌木で、小さな葉と白い花をつけます。

アンデス 原材料

使用法

高地にて胃の調子を整えたり、めまいを抑えたり、呼吸を安定させたりと、素晴らしい効果を発揮します。

高山病

チチカカ湖のガイドたちの間では、観光客に高山病の症状が現れたとき、ムニャの枝を両手でもんで吸わせる習慣があります。めまいを緩和し、気管支を開き、呼吸を安定させます。

胃の不調

ムニャの葉と花はハーブティーとして胃のもたれや痛みを緩和するために飲まれます。消化を助けたり、ガスを抑えたり、虫くだしとしても役立っています。
2007年に発表された研究結果により、ムニャはピロリ菌による症状を抑えることが知られました。ピロリ菌はバクテリアの一種で、吐き気、下痢といった症状をおこし、食中毒、潰瘍を伴うことも多い胃炎や胃腸炎を発症させます。

出典: Facultad de Farmacia y Bioquímica UNMSM 2009
ムニャのハーブティーは、ほとんどのチチカカ湖畔のレストランで飲むことが出来ます。

その他の効果

  • 喘息に – 喘息の症状がひどいときに使用されます。
  • 骨の強化に – カルシウム、リンを多く含んでおり、歯や骨を強化したり、カルシウム不足を補います。骨折の治癒を早め、骨粗しょう症の発症を抑えます。
  • 作物の防虫に – インカ人はムニャを“コルカ(倉庫)”の防虫剤として利用しました。今でもアンデスの農民は、作物を保存するために使います。彼らの家畜は虫くだしや、虫よけとして利用しています。
  • 衣類の虫食い防止に – ムニャのその香りが衣類の防虫剤としても役立ちます。
  • 花火として – 一部のアンデスの村々では、ムニャの茎から樹液と共に粉状ものを作ります。そのほかにもアルコールや硫黄も加え、花火を作ります。例としてアヤクーチョ(ペルー中部)の祭りの間、使われます。
  • 料理に – アンデスでは、ミントに香りの似ているムニャを様々な料理に使います。

出典:
INS – Instituto Nacional de la Salud

 

乾燥ムニャの成分と化学分析

(Tablas peruanas de la composición des alimentos – 1996)

100gあたりの食用部分の成分

成分 mg / 100 g
タンパク質 3.20
脂質 2.80
炭水化物 66.30
繊維 9.40
11.70
ビタミン  mg / 100 g
ビタミン A – レチノール 306
ビタミン B1 – チアミン 0.35
ビタミンB2 – リボフラミン 1.81
ビタミンB3 – ナイアシン 6.85
エネルギー 299 Kcal
ミネラル mg / 100 g 
カルシウム 2.237
リン 269
22.40

合成物

マントン、イソメントン、リナロール、カリオフィレン、カルバクロール、アセテート、スパツレノール、リモネン、プレゴン、イソプレゴール

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