生姜

学名: Zingiber officinale
科: Zingiberaceae
原産地: アジア

生姜とは

地下に伸びた茎の部分を利用(根茎)。東アジア原産ですが、世界中の熱帯地域で育ちます。中国、ペルーで主に栽培されています。生姜は何千年も前からたくさんの効能を持つ植物として知られてきました。多くの国で香辛料として、そしてジンジャーエールのような飲料にも利用されてきました。

 

 

薬草

 

生姜の効果

偏頭痛

未だその働きはよく知られていませんが、血管の炎症を抑える“プロスタグランジン”の作用があります。多くの場合血管の炎症によって、頭痛が起きますが、脳に圧力がかかるためです。
WHO – Rhizoma Zingiberis – Anti-inflammatory activity
U.S. National Library of Medicine
Migraine in America
Migraine Again (American Migraine Foundation)

めまい

イギリスとデンマークが海兵隊やめまいを起こしやすい体質の人についての多くの研究を行ってきました。その研究では、生姜がめまい、吐き気を防ぐものとして、極めて高い効果を表しています。

 

吐き気と嘔吐

様々な研究により、生姜に含まれるオレオレジン、ショウガオール、ジンゲロールなどの成分が、鎮吐剤(吐き気と嘔吐を抑えたり、予防したりする働き)としての効果を発揮することが知られています。
主に、つわり、手術後、乗り物酔い、高山病による吐き気、嘔吐に効果を表します。1990年にOMS(世界保健機構)により生姜の、その優れた効果が紹介されました。
WHO – Rhizoma Zingiberis – Antinausea and antiemetic activities
European Review for Medical and Pharmacological Sciences
World Health

消化

生姜は胆汁の分泌と、それぞれの酵素の活動を助け消化を促進します。疝痛(激しい腹痛)、下痢、消化不良、鼓脹(胃腸内にたまった状態)などの胃腸の疾患に有効的です。

その他の特徴

炎症と癌

主に生姜のからみをだす物質は、抗酸化作用のある(6)-gingerol、(10)-gingerolで、消炎剤、抗酸化剤として利用されます。抗がん剤(特に前立腺がん)としての可能性も秘めています。
また、外傷性障害、リューマチ、筋肉痛のための塗布剤としても使われます。

気道

生姜の根茎は扁桃腺炎、気管支炎、のどの腫れ、咳、声のかすれ、胸膜炎、発熱、その他風邪などの症状が出たときに、気道に働きかけ、呼吸を楽にします。

 

成分

成分 g / 100 g
脂質 4.24
炭水化物 71.62
タンパク質 8.98
エネルギー 336 Kcal
ミネラル mg / 100 g
カルシウム 114
リン 168
19.8
マグネシウム 214
ナトリウム 27
マンガン 33.3
カリウム 1320
亜鉛 3.64
ビタミン mg / 100 g
ビタミン C 0.7
ビタミン B1 – チアミン 0.046
ビタミン B2 – リボフラミン 0.17
ビタミン B3 – ナイアシン 9.62
ビタミン B5 – パントテン酸 0.477
ビタミン B6 0.626
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